FANUC産業用ロボット

製造現場の課題

産業用ロボット導入における3つの課題

人手不足や多品種生産への対応、生産効率の向上を背景に、産業用ロボットの導入を検討する企業が増えています。しかし、自動化の効果を十分に引き出すには、作業工程やロボットの選定だけでなく、生産情報の管理まで含めた計画が必要です。

人手に依存する反復作業


ワークの投入・取り出し、搬送、仕分けなどの反復作業は、人手に依存しがちです。人員配置や作業サイクルのばらつきが生産能力に影響し、人員管理の負担につながります。

多様な工程・設備要件


製品や工程によって、可搬質量、速度、精度、作業スペースなどの要件が異なります。そのため、適切なロボットの選定や自動化ラインの設計が複雑になります。

自動化と生産管理の分断


自動化設備を導入しても、現場の作業情報と生産管理システムが十分に連携されていない場合、生産進捗、設備状態、品質情報を一元的に把握することが難しくなります。

製品ラインアップ

多様な製造ニーズに応えるFANUC産業用ロボット

FANUCは、協働ロボット、スカラロボット、高速パラレルリンクロボットなど、幅広い産業用ロボットを提供しています。工作機械へのワーク投入・取り出し、精密組立、高速ピッキング、包装など、さまざまな製造工程に対応し、生産ニーズに適した自動化設備の選定を支援します。

CRX-10iA|協働ロボット

操作が簡単で、柔軟な設置が可能な協働ロボットです。ワークの搬送、工作機械への投入・取り出し、反復的なハンドリング作業に適しており、生産ラインの自動化を段階的に進めることができます。

可搬質量: 10 kg | 動作範囲(X): 1,249 mm

CRX-20iA/L|協働ロボット

高い可搬能力と広い動作範囲を備え、比較的重量のあるワークの搬送、工作機械への投入・取り出し、各種ハンドリング作業に適しています。

可搬質量: 20 kg | 動作範囲(X): 1,418 mm

SR-6iA|スカラロボット

高速・高精度な水平多関節構造を採用し、電子部品の搬送、精密組立、部品の位置決めや整列などの自動化作業に適しています。

可搬質量: 6 kg | 動作範囲(X): 650 mm

DR-3iB/8L|パラレルリンクロボット

高速動作に適したパラレルリンク構造を採用し、食品・医薬品・包装ラインにおける製品の高速ピッキング、仕分け、整列作業に適しています。

可搬質量: 8 kg | 動作範囲(直径): 1,600 mm

主な特長

FANUC産業用ロボットの4つの特長

FANUCは、高い信頼性を備えた設計、精密な動作制御、インテリジェント技術を組み合わせ、さまざまな製造現場の自動化ニーズに対応します。作業効率、設備の安定稼働、生産の柔軟性向上を支援します。

高い信頼性と安定稼働

FANUCは、ロボット機構部、サーボ制御、ソフトウェア技術を一体的に設計し、製造現場での長時間稼働を支える、信頼性の高い自動化設備を提供しています。

高速・高精度な動作

精密な動作制御と多様なロボット構造により、高速ピッキング、精密組立、ワーク搬送などに対応し、生産効率の向上を支援します。



iRVisionによる画像認識

用途に応じてFANUCのiRVisionを活用することで、ワークの位置検出、ビジョンガイドによるピッキング、外観検査などに対応し、自動化作業の柔軟性を高めます。

ZDTによる予防保全

FANUCのZDT(ゼロダウンタイム)は、設備状態や稼働データを分析し、潜在的な異常の早期発見や保全計画を支援します。予期しない設備停止のリスク低減に貢献します。

適用シーン

FANUC産業用ロボットの4つの主な活用シーン

FANUC産業用ロボットは、金属加工、電子部品組立、食品加工、包装など、幅広い産業で活用されています。多様なロボット構造と自動化技術により、反復的な手作業の削減、生産効率の向上、作業品質の安定化を支援します。

CNC工作機械の自動ワーク着脱

協働ロボットを使用して、CNC工作機械へのワーク投入・取り出しを自動化します。反復的な手作業を減らし、設備稼働の継続性と生産の柔軟性を高めます。

対応シリーズ: CRX 協働ロボット

精密組立・部品ハンドリング

スカラロボットの高速動作と高精度な位置決め性能を活用し、電子部品の組立、部品搬送、整列作業を自動化します。効率的な生産ラインの構築を支援します。

対応シリーズ: SR スカラロボット

高速ピッキング・仕分け

パラレルリンクロボットを活用し、コンベヤ上の製品を高速でピッキング、仕分け、整列します。食品・医薬品・包装など、迅速な製品処理が求められる工程に適しています。

対応シリーズ: DR パラレルリンクロボット

包装・マテリアルハンドリング

製品重量、作業速度、ライン構成に応じて、製品の搬送、包装工程でのピック&プレース、材料移載などを自動化します。作業の安定化と省人化を支援します。

対応シリーズ: CRX / DR

スマート製造との連携

ロボット自動化から生産情報の管理へ

産業用ロボットの導入により、製造現場の自動化を進めることができます。一方、生産情報を統合するには、設備の通信インターフェース、取得可能なデータ、管理要件を確認する必要があります。NTT DATA Taiwanは、EXC-MESの生産管理に関する知見を活かし、自動化設備とスマート製造システムの連携可能性を評価します。

FANUCロボットによる自動化


FANUC産業用ロボットは、ワークの投入・取り出し、精密組立、高速ピッキング、搬送などの作業に対応し、生産ラインの自動化を支援します。

設備データ連携の実現性評価


ロボットの機種、制御装置、通信インターフェースを確認し、取得可能な設備データを整理します。そのうえで、データ収集とシステム連携の技術的な実現可能性を評価します。

EXC-MESによる生産管理


EXC-MESは、製造指図、工程、品質、設備管理などの機能を提供します。設備データの取得条件に応じて、設備情報と生産管理プロセスを連携させる可能性を検討します。

設備データ連携について詳しく見る

EXC-MESのウェブサイトでは、Excellent MES × FIELD system Basic Packageの連携ソリューションもご紹介しています。製造設備からデータを収集し、生産管理システムと連携する仕組みをご確認いただけます。

本ソリューションは、設備データ連携を検討する際の参考情報です。ただし、本ページで紹介するFANUCロボットが、同じインターフェースで既に接続されていることを意味するものではありません。

自社に適したロボット自動化をご検討ください

FANUC産業用ロボットの機種選定、自動化の適用シーン、スマート製造システムとの連携要件について、NTT DATA Taiwanまでお気軽にご相談ください。